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Boatmurdered
http://lparchive.org/Dwarf-Fortress-Boatmurdered/
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Part 4: by TouretteDog
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Moonstoneの月 1050年
”栽培の季節が過ぎて、皆に与える新しい仕事を考えた。
特に北側ならちょっとで済むのだが、
壁と穴を掘れば、野生動物を通さない濠を作れる。
その上に跳ね橋をかけておけば、象の群れが近づき過ぎた時には通行止めに出来る。
ある者はそこにちょっと手間を加えれば罠を置けると考えているようだ。
繁殖用の家畜をすこし食料にしないといけないかもしれない。”
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Opalの月 1050年
”くそザルども。侵入に全く気付かなかったが、何かを掴んで逃げていった。”
”なんてこった。可愛いちびのチンパンジーなんかじゃない、
業突張でキレやすく図体のでかいマンドリルだ…。
連中は固定されてない物なら何でも持っていく。
固定されているとしても、もげる物ならもいでいく。
そういうの(ドワーフの腕とか)は固定されているものとして勘定されていないのだ。
何が欲しいのか知らないが、マンドリルの群れが殴りこんできた。
こちらの闘犬の一匹が立ち向かっていったが…”
”だめだった。”
”更に何匹かの闘犬が出て行ってマンドリル達に攻撃を加えた。
正直言うとちょっと恐ろしかった。
闘犬の中の一匹が闘いながら子犬を産んだのだ。
そして生まれた子犬がすぐさまマンドリルに襲いかかったのだ。
日が沈む頃には、三匹のマンドリルが死体になっていた。
闘犬は一匹が殺され、一匹が負傷し、また子犬も傷を負っていた。”
”犬はひどい有様だった。訓練したドワーフを探しながら気絶していた。
数分後に目を覚まし、数歩歩いてまた気絶。それを繰り返していた。
いっそ死なせてやろうかとも思ったが、誰も触りたがらないし、
あれだけ戦った者への扱いとしてあんまりかと思った。
子犬は片肺を失ったが、今でもそのまま走り回っている。
足にからみついて腰をヘコヘコしてくるとなかなか鬱陶しい。”
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Obsidianの月1050年
”というわけでお別れである。
まずまずの要塞を次の管理者に引き渡せると思う。
彫像の庭にあるレバーで跳ね橋を上げられる。
川、入り口、井戸にいくつかの罠を仕掛けてある。
家畜の大半は解体場そばの檻に押しこんである。
春を迎える準備は出来ている。
私はここから旅立つ。
ただし、象とマンドリルに見つからなければ。”
”これが私の残す要塞。この先何が起こるか楽しみだ。”
はーつかれた!次の方どうぞ!
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(Part5につづく)
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